こんにちは。
「マナビズム名古屋駅前校」を運営している「日本教育総合学校」の
松尾です。
先日のブログでは、
志望校についてお話しました。
皆さんはどんな風に志望校を選びますか?
できるだけ高い偏差値の大学に行きたい?
早稲田・慶応などの有名大学がいいですか?
前回のブログで、
「志望校」とは志や願望をかなえるところ
だと書きました。
「こうなりたい」という自分の願望。
そして「世の中にどう貢献していきたいか」という志。
私たちは、その志や願望がかなえられる学校を
皆さんに選んでほしいのです。
そのためには、
大学を卒業した後の人生・未来の方を先に考える必要があります。
将来のビジョン、志望校の「その先」を探すサポートをするのが、
我々「塾」の役割だと思っています。
今回は、わたくし・松尾の教え子のお話をします。
これまで学習塾での教育や
人材育成やコンサルティングに20年以上携わってきた僕は、
塾の生徒さんによく
「志望校」とは志や願望をかなえるところ
と伝えてきました。
しかし、そういう話をし過ぎたからか(笑)、
とある塾の、学年順位3位という成績優秀な女子中学生が、
「高校に行くのを辞める」と言い始めました。
「高校を調べれば調べるほど、
自分の志や願望をかなえられる学校がない」
と言ったのです。
僕はその子に言いました。
「自分の志や願望をかなえられそうな、
理想に『一番近いところ』に行って、その高校を変えろ。
志や願望をかなえる場所がない。
同じように悩んでいる人もいるだろう。
『一番近いところ』に行って、その高校を良い方向に変えるんだ」
「具体的に変える方法は2つ。
➀その高校でトップクラスをとり続ける。
②生徒会に参加して学校活動を変える」
その女子中学生は、
自分自身で納得の行く高校に進学し、
優秀な成績をとり続け、
生徒会に入り学校を改革していきました。
その高校のパンフレットに載るまでになったのです。
「高校生活、どう?」と聞いたら、
「むちゃくちゃ楽しい。私が変えていってる感じがあります」
と自信を持って答えました。
これは中学生の話ですが、
高校から大学を見据える時も同じです。
理想とする大学がない、わからない。
そう感じた時は、
「自分が変えてみよう」という視点も持ってみると、
行きたい大学の選択肢が広がっていくでしょう。
ついつい、知名度や偏差値などで考えてしまう大学。
でも、本当は偏差値の高い低いではないのです。
自分の将来を見据えた学びができるか。
志と願望をかなえられるか。
そうでない場合、
自分が変えてみたいとワクワクできるような大学か。
「志望校」の捉え方を変えてみましょう。
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