こんにちは。「マナビズム名古屋駅前校」を運営する
「日本教育総合学校」です。
10月も中旬を迎え、秋が深まってきました。
受験生はいよいよ受験が差し迫っていることを
感じていると思います。
肌寒くなってきた時期だからこそ、
体調管理を意識して、健康を維持していきましょう!
さて、以前からこちらのブログで
内部生向けに行われたセミナーについてお伝えしています。
このセミナーでは、
社会に出て既に活躍している大人の話を
直に聞くことができます。
「日本教育総合学校」は
これまでに多くの経営者・企業を
マネジメント、コンサルティングしてきた実績から、
生徒たちと「大人」との接点を増やす機会を
作るようにしてます。
社会に出て活躍している大人と話をすることで、
勉強面だけでなく、
生徒の心・内面の成長も
サポートしたいと思っています。
そうすることで、
生徒たちが
「大学に入学した先」
「大学を卒業したその先」
を想像し、
自分の人生を描くことができるようになると思うのです。
前回のブログでは、
和歌山大学を卒業し
会社経営をされている西山氏のお話をお伝えしました。
今回も、その続きをお伝えします。
西山氏は、和歌山大学経済学部で
経済や街作り、市街地活性化などを研究されていました。
和歌山にあるシャッター通り商店街を舞台に、
学生の力でひとつの店舗を改装して学生カフェを運営。
「どうしたら集客できるか」
「どうしたら人が継続的に商店街に戻って来るか」
といったことを、実践的に学ばれました。
また学生時代はボランティア活動にも勤しみ、
就活生に面接や自己PRなどを指導する活動もされていました。
さらに、本州最南端の地である和歌山は
地震の際に津波が2分で到達してしまうことから、
高校生に防災教育の授業をする活動もされていたそうです。
そして現在は、経営者として活躍されています。
前回までのブログでは、
「大学」「社会人」と
どちらも、
自分で「目標設定」することの大切さ
をお伝えしました。
今回は、西山氏自身の受験期を振り返り、
学生さんたちに伝えたい思いを紹介します。
~西山氏の言葉~:目的を見返す・今が未来を作る
「大学受験というのは「目標」です。
大学に合格することは人生のゴールではない。
『自分はこういう目的のために大学に行くんだ』という思いを
持ってほしい」
実は、西山氏自身は1年浪人しています。
当時の自分について、「目的がなかった」と振り返っています。
「目的持っている人も、勉強を続けていると、
特に夏から受験対策が大変になってくると、
つらくて目的が薄れてくることもある。
モチベーションも下がる。
もし今、気持ち的にヤル気が出ない人は、
もう一度、
『目的はなんだっけ』と見直してほしい。
『大学に行って何をするか』を考えてほしい。
目的から逆算していかないと、実行はできない。
モチベーションがあるから実行できる。
目標に対して計画を立てていく。
夏休みから何をどうして、秋・冬、受験を迎えるのか。
計画をしっかり立てて実行するために、
今一度『目的』を意識してほしい」
そして、西山氏は内部生にこう伝えました。
「今が10年後も生きる」
「僕自身、受験勉強はめっちゃつらかったです。
タイムススリップしてあの時期に戻れと言われたら
うっ……となります。
でも今振り返ると、その時やったことが、
今ものすごく生きています。
これから皆さん大人になっていくと
いろんな壁が出て来ます。
分厚い壁、高い壁、くねくねした壁 いろんな壁がある。
そこに対して逃げるのか、突き抜けるのか。
その原動力はいつ身につけるのか?
今です。
今のがんばりは、未来につらいことがあった時に振り返ることができる。
僕は浪人時代、大阪で予備校に通っていましたが、
集中力がなく自習室が苦手だった。
たまに、誰もいない公園で一人で勉強したり、未来を考えてました。
社会人になってからも、
そこには今でも1年に1回くらいたまにいきます。
自分の悩み、どうしようかとなった時にふらっといくんです。
当時のことを振り返りながら、
『こんなところでくすぶってる場合じゃない』と思って。
自分に言い聞かせて、またがんばろうと思う。
受験まで残り120日弱。
1日1日がすごく大事な時間です」
西山氏のセミナー内容は、また今後もブログでお伝えしていきます。
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